후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
団十郎は桜痴居士になんと言ってくれたか知らないが、それから半月ほど過ぎてから榎本君が日日新聞社へ来て、君のことは先生ももう承知しているから、いつでも築地の家へ来たまえと言った。
二十四年の六月十四日、今年は日枝神社の本祭りで、わたしの家の近所では軒提灯を懸けている朝、わたしは菓子の折をかかえて築地の桜痴居士の家をたずねた。その頃、桜痴居士の本宅は築地二丁目にあって、居士自身はその筋向いの横町に別宅をかまえて、そこを自分の仕事場にしていた。そこには榎本君と有名な金蔵老爺というのが住んでいて、居士は昼間だけ其処に出張して、夜は本宅に寝泊まりしているのであった。居士は机にむかって忙がしそうに原稿を書いているらしかったが、榎本君がわたしの来たことを通じると、すぐに快く逢ってくれて、さきに歌舞伎座の楽屋で逢った時とおなじような態度でにこにこ笑いながら、「君のことは堀越からも聞いたよ。まあ勉強して見たまえ。なかなかむずかしい仕事だからね。」そんなことを二言、三言いっているうちに他の来客があったので、わたしは早々にそこを引退がって、榎本君の部屋で三十分ほど話して帰った。