일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじげきだん ランプのもとにて

明治劇談 ランプの下にて

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면

아오조라 문고

」と澄まし返っていた。

新蔵はその後しばらく休場していたが、その眼病は片眼がだんだんに飛び出して来るのであると伝えられた。それでも幸いに快方にむかったということで、翌二十四年の一月には鳥越の中村座に出勤して、一番目の「八陣」で主計之助、中幕の「合邦」で俊徳丸、二番目の「忍の惣太」で松若をつとめていたが、舞台の活気はすこしも衰えなかった。ただ二番目の松若は傾城花子に化けているという役で、どうしても美しい女の顔にならなければならないので、特に鬘師に註文したらしく、前髪の一方を長く切下げたように垂れさせて、悪い眼のうえを巧みに掩っているのが、いかにも気の毒に見られた。

その後も彼はつづけて各劇場に出勤していたが、芸の評判はますます騰った。どの役も殆んど不評というのはなかった。それと反対に、眼病の方はますます悪くなるので、またもや休場して赤十字病院に入院し、さらに大学病院にも入院して、すこしく軽快にむかったというので、久しぶりで二十七年五月に歌舞伎座に出勤して、桜痴居士作の「日蓮記」で日朗法師と明星天童子を勤め、さらに中幕の「琵琶の景清」で榛沢六郎をつとめたが、日朗は召捕りの大立廻りに新手をみせ、土の牢から佐渡の別れまで幕ごとに活動して、当代の日朗役者であると賞讃された。