후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
新富座の一派が浅草座の舞台にのぼることもあった。
こういう勢いで、明治三十年から三十二年まで三年間の子供芝居全盛時代を作っているうちに、一方の大将株たる助高屋小伝次は三十二年の八月、箱根へ遊びにゆく汽車のなかで突然発病して、塔の沢の温泉宿で死んだ。病症は脳充血で、年は十六歳であった。わたしは前に芝子丸の早世を悲しんだが、小伝次の死もまた悲しまれた。かれの芸風は年齢の割りに余りによく纏まっていたから、成年の後どういう風に発達するかいささか疑問であったが、ともかくもその当時においては確かに少年俳優中の王者であった。かれは一方に学問をこころざして漢籍をよみ、英語を巧みにしたと伝えられている。その弟の宗之助は兄の臨終の節に同伴していたのである。そうして、兄よりも長命で帝国劇場の幹部俳優にまで昇進したが、やはり四十を越えずして急病で世を去った。いずれも不運の兄弟であると言わなければならない。
いかに小伝次がすぐれていると言っても、子供芝居は彼ひとりで背負っていたわけでもなかった。他に吉右衛門もいる、宗之助もいる。一方には又五郎もあたまをもたげて来た。しかし彼の死を境として、子供芝居というものは次第におとろえて来た。