후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
こういうわけで、普通の番附とほぼ同様の物でありながら、絵本にはまた絵本の特色を有しているので、番附と絵本とを双方対照して見なければ本当の研究は出来ない。
その絵本は江戸時代から明治に至るまで継続していたが、活版がひろく行なわれるに連れて、明治十五、六年頃から筋書というものが新たに発行されるようになった。それは文字通りに、狂言の筋書を簡単に書いて、彩色の似顔絵の表紙を付けたものである。しかも従来の絵本が廃止されたわけではなく、番附のほかに絵本と筋書とが暫らく相並んで行なわれていたのであるが、何といっても絵本と筋書とはやや重複する嫌いがあるので、絵本はいつか衰えて筋書のみが行なわれるようになった。それがまたすこし体裁をあらためて、今日の筋書となったのである。
絵本がまずほろび、次に番附が亡びて、江戸以来のおもかげは消滅してしまったのであるから、今後の研究者は筋書に拠るか、あるいは『歌舞伎新報』とか『演芸画報』とか『歌舞伎』とかいうような劇専門の雑誌によるのほかはあるまい。それにつけても、古い絵本や番附のたぐいは、今のうちに何とかして蒐集保存の方法を講じて置きたいと思う。