후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면
卑怯者の最期
しかし、大佐は、悲しげに、うなだれて、
「いや、僕は末山大将を殺した男だ。日本海軍のためには悪魔だ。たのむから、ここで銃殺してくれ。」
「なにッ? じゃ旗艦を沈めたのは君か?」
「そうだ。さあ、殺してくれ。末山提督の仇を討ってくれ。」
オーガン大佐は、北浦艦長につめよった。
「僕はいやだ。捕虜の勇士を殺すことは出来ん。」
北浦少佐は、涙の眼で、ことわった。
「じゃ、君。君、僕を射ってくれないか。」
オーガン大佐は、清君によびかけた。
「君は少年勇士だな。そうだ。勇ましい日本の少年の手にかかって死んだら、僕は本望だよ。」
――清君は困ってもじもじした。
その時だ。フーラー博士の悪魔の無電が、わが『千代田』にもかかって来た。
「日本海軍よ。かくごせよ。昭和遊撃隊よ。墓場がまっているぞ。」
気味の悪い声が、黒雲の向うから、ひびいて来た。
卑怯者の最期
遊撃隊は勝った。敵の旗艦『ケンタッキー』は白旗を上げて降伏した。潜水艦『鯨』もしずんだ。
『最上』の戦闘旗は夕日をあびて赤くかがやき、ここに太平洋海戦の幕は下りようとしていたのだ。
しかし、とつぜん、『荒鷲』の無電が、悪魔の声のように、ひびきわたった。