일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면

아오조라 문고

「降伏せよ。」

「どうだい。まるで狩をしているようだろう?」

小川中佐がたくましい手で、※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんの黒髪をそっとなでた。

「ええ、太平洋の巻狩ね。」

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、死のうと思っているんだけれど、敵弾が命中しないものだから、ジャンヌ・ダルクになれないでいるのだ。

「降伏せよ。」

午後の四時ごろになると、敵艦隊で残っているのは、『ケンタッキー』や『ジャガー』など、戦艦七隻だけになった。

旗艦『ケンタッキー』では、ヤーネル大将が、艦橋で、がんばっている。負傷したのか頭に繃帯をぐるぐる巻いている。参謀長のマハン少将は、ところどころ赤く血のにじんだ軍服も破れ、色が青ざめて眼ばかりぎろぎろ光っている。

「長官、もう駄目です。昭和遊撃隊は、まるで化物です。巡洋艦のくせに、三十六糎の砲弾が命中しても沈まないんですからね。」

「うん、『千種』も『吉野』も、沈まないね。ひょっとしたら、あいつら、戦艦と同じ、重い装甲をしているんじゃないかな。」

ヤーネル大将は、うらめしそうな眼で、じっと『最上』をにらみつけた。本多鋼鉄の強さを知らない大将らには、遊撃隊が、不思議な怪物に見えるのだ。