후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면
アーサー少年は、なんだか怖くなって、ぶるぶるふるえて来た。
「お父さまは、偉い。戦の神さまかもしれない。……しかし。なんだか日本人を憎みすぎている。そして白人をえらく考えすぎているのじゃないかしら? それは間違だ。東洋人だって偉いんだ。仏陀も東洋人だ。孔子も東洋人だ。そして、あの大提督トーゴーだって、みんな東洋人だ。東洋人を軽蔑するのは、いけないことだ。
それに、それに、お父さまは、愛国心だけで戦っているのではない。武田博士に負けて口惜しいから、戦っていらっしゃるんだ。いやしい、恐しい復讐心から、戦っていらっしゃるんだ。
それはいけない。……ああ神さま。僕のお父さまは、悪魔にとりつかれていらっしゃるんじゃないでしょうか?
ああ、もし、そうなら、僕はどんなに悲しいでしょう。亡くなられたお母さまも、きっときっと天国で悲しんでいらっしゃるにちがいない。……」
アーサー少年は、眉をくもらして、そっと硝子戸の外をすかし見た。
外は月がないのか、まっ暗だ。大王椰子の葉がざわざわとゆれて、遠くの方で、かすかに、海鳴の音がしている。
フーラー博士らの秘密会議は、いつまでもいつまでもつづき、歩哨は眠い眼をこすって、小屋のまわりを、ぐるぐるめぐりつづけた。