후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면
そして、作業服のポケットから黒い布を取り出すと、
「清、ちょっとこれをかぶっておれ!」
「どうするんです?」
「どうでもいい。黙ってろ。」
むりやりに、目かくしをされて、三十分ほど何も見えず、何も聞えない。
「さあ、よし。」
博士は、目かくしを、とった。
「外を見ろ。」
「ひどいなあ。兄さんは……」
清少年は、恨めしそうに、博士の顔をにらんだが、眼を窓の外へやると、思わず、
「あッ。」と叫声をあげた。
見よ。青白い波が、はるか目の下に、ひろがっているではないか。そして、八丈島らしい島かげも、ぼんやりと下の方に見えるではないか。
「清。驚いたか。」
博士は、科学者らしい眼をかがやかして、愛する弟の肩に手をやった。
「ううう……」
清少年は、どもりのように、唇をふるわすばかりだ。
ああ、怪物『富士』の正体は、
飛行潜水艦
だったのだ。博士が悩んでいた「肝心のあの点」とは、飛行することだったのだ。ふくれ上った舷には、翼がかくされていたのだ。いまは、大きな翼が、左右にひろがっている。
翼からパッパッと青白い火花が散ってゆく、ロケットの火だ。ああ『富士』はロケットの力で天かけるのだ。