후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면
はじめ、松林の中の重砲兵に射たれても、それにかまわず前進していたら、わが陣地の一角(一ところ)は、破られていたかもしれないのである。
しかし、勇敢なフロスト少将が第一番に戦死したものだから、さすがのライオン戦車隊も、一時、臆病風にかかって、とうとう攻撃の望がなくなってしまった。
「残念だなあ。」
「東京をふみにじってやりたかったなあ。」
A国の士官や兵士たちは、口々にくやしがったが、まけ戦になった今ごろ、いくらくやしがってみても何になろうか。
最後の指揮官スミス中佐は、母国の空をのぞんで、泣くよりほかしかたがなかった。
「よし、この上は、せめてこのライオン戦車を、敵の手にわたさないようにしよう。」
中佐は、心でうなずいて、命令を出した。
「ライオン戦車隊、沼へ入れ。」
変な命令だ。ライオン戦車は、ぞろぞろと岸べへすすんで沼の中へ入って行った。
沼の底は砂のまじった泥地である。ずるずると重い戦車は泥の中へしずんで行く。
A国兵は、しずんで行く戦車を見すてて、みな岸へはい上った。そして、追撃して来たわが兵につかまって、捕虜になった。
「惜しいことをしたなあ。」