후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면
に逆襲せず、反対の狼岩から水道の方へ舳を向けた。
「逃げるのか、武田博士!」
『荒鷲』は、雄叫をあげて、後から打ちかかる。機関砲は、はげしい射撃で熱しきり、赤い火の棒のようになっているが、その砲弾の雨も、わが武田鋼鉄を射ちぬくことが出来ないのだ。
フーラー博士は、残念で残念でたまらない。ぎりぎりと歯ぎしりして、『富士』の後姿をにらみつけている。
『富士』は亢奮する敵をあわれむように、碧海島のまわりを二、三回まわって、敵弾のつきるのを見てから、ロケットの火を消して、碧海湾のま上へとまってしまった。
「尊敬するフーラー博士よ。戦はこれまでなり。降伏せられよ。そして、世界科学のために、生きられよ。我は、御身を憎まず。ただ御身のすぐれたる頭脳を惜しむのだ。」
武田博士の、底力のある声がひびく。情ある降伏のすすめだ。
しかし、フーラー博士は、ただくやしくてくやしくてたまらないのだ。大声をはり上げて、
「武田博士よ、我は白人なり。東洋人に降伏することを恥ず。わが弾はつき、爆弾もなし。この上は、ただ衝突だッ。」
声が終らぬうちに、『荒鷲』は肉弾となって、『富士』に突撃した。