일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

平田 晋策의 昭和遊撃隊(しょうわゆうげきたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,452자 · 208화면

아오조라 문고

――こうして敵は殺したが、焼けた紅玉島はもう元通りにはならぬ。

わがA国海軍は一大根拠地をこわされてしまったのだ。その罪は油断した自分にある。要塞司令官として穴に入りたいほど恥ずかしい。

自分は死んで、この罪をわびたい。

ああ神よ。A国を守りたまえ。わが友人ヤーネル大将の太平洋艦隊を守りたまえ」

この『かき置』を残してハリガン中将は自殺したのである。昔、わが海軍に負けて、毒をのんで死んだ支那の丁汝昌提督のように、敵ながら気の毒な将軍ではないか。

だが、それにしても、ラノン海賊は、よく戦ったものである。重油タンクを爆発さしたのは、実にいい計略だった。

関矢一郎は銃殺されたけれど、その名はながく戦いの歴史に残されるだろう。

○

諸君、紅玉島は海軍の根拠地として、大して役にたたなくなった。A国の守備隊は黒々とした焼野原をながめて、ぼんやり気が抜けたようになっている。しかし、まだ拍手をしてはいけない。

ヤーネル大将の大艦隊は、一隻も傷つかずに、今や東京をめがけてぐんぐん攻めて来ているのだ。

黒潮は荒れている。

鯨は悲しそうに泣いている。

太平洋の戦雲は、いよいよ暗くなって来るのだ。