후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
泥臭く、緞帳臭かった。――それがまた公園に人気のある所以でもあった。
岡本貞次郎は、うすあばたのある、三尺ものの巧い役者だった。――この役者、後に、奨励会というものが解散してから、暫くして、そのころはやりかけた活動写真のなかに入り、実物応用というものをはじめた。わたしの記憶にもしあやまりがないならば、役者にして、活動小屋に関係を持った、それがそもそもの人間だった。
亀井鉄骨は老役を大専にした。相手を、始終、ねめつけるように据えた両方の眼が、かれを、敵役にもした。――皺枯れた、浪花ぶし語りのような調子の持主だった。
西川秀之助は河合型の女形だった。色っぽい、sensual な感じを、顔のうちに、体のうちに持っていた。だが、河合君のことにすると、河合君の持っているような聡明さがなく、その代りに、河合君よりも、もっと、頽廃した、ぐうたらな味を持っていた。み方によると、それが、寂しい味にもなった。
高松琴哉は、やさがたの、鈴のような眼を持った女形だった。内輪な、控え目な、つねに敵役によって苦しめられる不仕合なお嬢さんや若い細君がその役所だった。――強いていえば、木下と村田式部とを搗きまぜ、それに花柳の味を加えたような役者だった。