후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
いくらおかくしなされても、蛇の道へびだよ、すぐ知れる、お前の浮気を知らぬよな、そんなわたしと思うてか。
というのだが、わたくしには、この連作から、明治中期の小説的構想が感じられてならない。ことに真ん中の唄の「聞けばお前の元なじみ」の一句の如き、藉りるに広津柳浪の筆を以てせよ、この一本のしぐれ傘からどんな悲劇の端をでも発せしめること自由だったろう。柳浪は市井の人情を描破することにかけての達人だった。
が、らッぱぶしの作者は、決してこれを悲劇にしなかった。
「お前の浮気を知らぬよな、そんなわたしと思うてか」と、手強く女に反噬させ、一幅の喜劇図を描くことによって難なくこの事件を解決した。
なお、うたい出しの「たたみ叩いてこちの人」が、『俚謡集拾遺』には、「羽織たたんでこちの人」となっている。ただし、これは、このほうが正しい。「羽織」といえばこそ片袖も生きて来る。心なき唄い手のうたいあやまったのであろう。そして、そのまま、無心にうたいつづけられたのであろう。……所詮は、陽気で、にぎやかな唄である。……
(昭和十四年)
さのさぶし
“泉水に、泳いでいるのは、ありゃ金魚……”