후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
園の北部は、里俗之を奥山と称し、旧時の子院ありたる地にして、観世音堂の北に当る処を北谷と曰ひ、東に当る処を東谷と曰ひ、南に当り、今仲見世となる処を南谷と称す。”
そして、このうち“二区”については、
“二区――此内に雷門跡あり、仲見世あり、弁天山あり、仲見世閻魔堂、江戸六番地蔵尊あり、久米平内兵衛の社あり、因果地蔵又塩舐め地蔵あり、料理店奥の常盤、岡田、宇治の里、だるまあり、汁粉屋には、金龍山浅草餅あり、梅園あり。雷門跡は広小路よりの入口に当り、東西六間半の門ありて、西に雷神、東に風神の像を置きしもの也。慶応元年の火災に焼失す。仲見世は、雷門跡より仁王門に至る七十余間の間にして、幅五間余を敷石にて填め、両側に煉瓦造りの商店百三十余あり、軒を並べ、店を開く。中にも金龍山浅草餅、紅梅焼、七味唐辛、雷おこし等、名物と称せらる。弁天山は仁王門を距る五十余間の一小丘にして、老女弁天及和合宇賀神を祀る。十余年前までは周囲に池ありしが、今は之を填めたり。丘上に鐘楼あり、時の鐘を撞く。”
と細叙しているが、この時分の仲見世には“奥の常盤”のまえに大きな榎が立並び、そのさし交した枝のかげが、石だたみの上に、いつもしッとりした影を落していたのである。