후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
それ以来島田とは絶交状態だったが、正造も多年の心友に暴力をふるったことを決して潔としているわけではなかった。
いま松村にそれをいいだされて、ハッとわれに返った。正造は急に顔色を和げて粗忽を謝した。「いや、あくまで鉱業停止に持ってゆこうとしているあなたに、この策が気に入らぬということは、私もほぼ推察していた」と、松村も肩を落してうなずいた。「だが、私の主眼とするところは被害地の農民の救済である。この目的さえ達せられるなら、場合によってはあなたに怒られるのも、これ又やむを得ない。そう思ったからお話してみたのだ」
「一銭一厘でも金をとれば、結局古河の横暴に屈服しなければならぬ。先年末被害地で行われた例の示談契約の轍をまた踏むことになる。金をとることは大悪道地獄におちることですぞ。しかも被害民を現実の地獄におとし入れる」
「それはよくわかっています」
「それに、ただ賠償金だけでは、決して真の救済にはならない。例えば今度政府が減免租の処置をとることになったのは、甚だ当然。が、これで土地が回復すると思ったら大間違い。いつも申すように、普通の無毒の土砂が侵入した土地なら、高くなったところは林なり畑なりにすることができます。