일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしゅうこうけつじょう

神州纐纈城

国枝 史郎

国枝 史郎의 神州纐纈城(しんしゅうこうけつじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 188,242자 · 380화면

아오조라 문고

キラキラ輝くメスや鋏や、小形の鋸や金属製の槌や、大小数本のピンセットや、白布を入れた銀の手箱などが、その傍の卓の上に、整然として置かれてあるのも、光景をいよいよ陰惨にする。

後房と向かい合った部屋の隅に、鉄製らしい漆黒の、巨大な火炉が作り付けられてあったが、魔物の口とでも形容したい、カッとひらいた火口の奥で、真紅の焔がえんえんと燃え、その上に懸けられた筒型の釜を、メラメラ嘗めている有様は、決して快いながめではなく、その釜の中の熱湯が、シンシンシンシン音を立てているのが、この部屋の唯一の音であった。

この部屋全体を照らすための、一個大型の龕灯が、天井から鎖で釣り下げられてあったが、その光は白味を帯び、晄々という形容詞があてはまるところから考えると、魚油灯でなく獣油灯でなく、化学的のものと思われたが、確かなところはわからなかった。

今、部屋には人影がなく、寂しいまでにひっそりとしていた。と、その時、中庭に当たって、人の歩く気勢がした。

その時、黒い垂れ布をかかげ、後房から姿を現わしたのは、一人の威厳のある老人であったが、しずかに戸口へ歩み寄ると、閂を取り扉をあけた。