일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こどうひゃくわ

胡堂百話

野村 胡堂

野村 胡堂의 胡堂百話(こどうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,386자 · 248화면

아오조라 문고

チェロ王カサルス

というのはウソで、実はその頃から、私の小説が金になりはじめ、女房に片棒かつがせなくても、ようやく成算が立つようになったのである。

それに日本のレコード会社が、母型を輸入して日本プレスを始めるようになり、見本にテスト盤を寄贈してくれるところが増えた。私の財布は俄然ラクになった。

女房が勤めをやめたので、多年住みなれた目白界隈を離れ、静かな鎌倉へ引越した。国内のレコード熱は急ピッチで上昇し、専門雑誌が三つも生れた。「あらえびす」の名で原稿の注文も来るようになった。東大の講演だけでなく、九州からも北海道からも、お座敷がかかった。重いレコードを背負っての旅は、決してラクでなかったけれど、私には、生涯で最も楽しい時代であった。

チェロ王カサルス

うちでは「チェロさん」などと心易く呼んでいるが、佐藤良雄君が、チェロの大家であることは、改めて紹介するまでもあるまい。死んだ長男の一彦がチェロをいじっていた関係から懇意に願っているのである。その佐藤君がピレネー山中に、パブロ・カサルスを訪ねたことがある。

南フランスの偉大な楽人。チェロの王者のカサルスは、私よりも、五つか六つ年上のはずである。