일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こどうひゃくわ

胡堂百話

野村 胡堂

野村 胡堂의 胡堂百話(こどうひゃくわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,386자 · 248화면

아오조라 문고

と見当をつけ、さて、それから、煙村をなぐった。熟慮断行のサンプルとして、当時は、好評サクサクだった。決して、これは、フィクションでない。

明治が大正になり、桂太郎が、内大臣から再び首相に返り咲くと、いわゆる憲政擁護の騒ぎが起こった。あの政争は、今から見ると、いろいろと眉ツバの点もあったろうが、宮中府中の別をみだるものとして、尾崎咢堂、犬養木堂の両堂が、真ッ向から肉薄した弾劾演説は、日本の雄弁史に永遠に残るものだ。私は、あれを聞き得ただけで、新聞記者になって貧乏と忙しさに引きずり回されただけの値打ちは、あったと思っている。

羽織姿のスマートな咢堂が、首相の席を指さしながら、

「※竜の袖にかくれ、玉座を盾として人民を砲撃するもの……」

と、詰めよると、桂太郎は色を失って、わななく案山子のように、見えたものである。

つづいて登壇した木堂が、

「臥榻のかたわら、他人の鼾睡をゆるさず……」

と、今日では活字もないような、激越な漢文口調で追撃すると、さすが太ッ腹の桂首相も、ありありと顔色が変ったのを覚えている。私は生涯に、これほどの雄弁を見たことがない。

藩閥内閣を倒せというデモから暴動に変った群衆は、政府支持の各新聞社に押しよせた。