일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

薩長は従三位、土肥は従四位、これにたいして、この『藩銘録』には出てこない中央新官僚政府の指導者たちは、版籍奉還直後明治二年七月の官制改革いらい、たとえば大隈は、「民部大輔兼大蔵大輔従四位守管原朝臣重信」と下手くその筆で署名したのである。

「馬鹿にしている!」と『藩銘録』のお歴々はつぶやいたにちがいない。

このとき彼等はおしなべて、華族という身分を与えられたのであるが、そのかわりにそれまで彼等が中央政治に参与する仕組であった「上局会議」も廃止され、政治の面では完全な無力者となってしまっていた。「知藩事」での地位さえも、この『藩銘録』のでたとし明治三年の十一月には、一同東京居住を命ぜられたから、廃藩をまつまでもなく名目だけのものとなったのである。

十五年めの明治十七年、あんたんたる農業危機をバックとする自由民権運動の革命化に備えて、違警罪即決例、爆発物取締規則とともに華族令が布かれ、公侯伯子男と雛壇づけられた中へ、成上り官僚の重信朝臣や博文朝臣が頑丈な肩幅を割りこんできたかわりには、明治二十二年の発布を約束されている欽定憲法の中で、十五年前から彼等が喪失したきりの政治的発言権の特等席を、「準備してありますよ」