후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
と、耳うちされたことでもある。
その光輝ある第一議会が開かれる明治二十三年の二月の、京橋の博公書院の発行で、武鑑でおなじみの須原屋茂兵衛や出雲寺万治郎が販売書林として名をつらねている『改正官員録 甲』という一冊もここにある。
和紙四つ折百八十六丁、五号活字二段組でぎっしりつまっているのが、内閣総理大臣兼内務大臣陸軍中将従二位勲一等伯爵山県有朋を筆頭とし、監獄石川島分署看守副長十等野口正義を末尾とするところの、当年の大日本帝国文武百官の一覧簿をなしているのだからみものである。
まったく、わたしはこの一冊を入手してこのかた、ここに盛られた人数を数えあげてみたいという衝動にいくたびか駆られたことを告白する。内閣、枢密院、宮内省外務省以下各省、と目次風に披露しただけではピンとこないだろう。
だが、たとえば陸軍省の調べでは本省から憲兵隊から参謀本部監軍部はもとより、近衛、第一ないし第六師団の全部について、各連隊もしくは特科大隊にわけて士官候補生以上はすべて記されており、海軍などは軍艦別にして上等兵曹、機関士、船医師まで記されているのだから、「防諜」の恐怖耳底に存する者は顛倒するであろう。