후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
せまい坑夫集会所でもたれた夜の講演会には三十人ばかり、それはこのたびの講演旅行中、いちばんささやかな聴衆であったが、いちばんふかい思い出となって残っている。
老人と少年がおもであった。青年たちは無期限ストの第一日から、アルバイトのため山を去っていた。翌朝札幌から帰ってきた組合執行委員長の富田勇君にきくと、ストを支えるためのここの準備は食料だけで一カ月分あるという。にもかかわらず坑夫たちが第一日からしずかにアルバイトに出ていったのは、さきほどの破防法反対ストで準備された政治的意識のたかまりによると彼はいうのである。政治といえばここでこんどの選挙のことを顧みてみよう。共産党で落選した旭川の五十嵐久弥君(日共上川委員長、日農道連委員長)からきいたところでは、彼が立った第二区の得票数は四年前の五〇%をわずか上まわっていた。そのうち炭山方面はもっとも下まわる。農村地帯では村数六〇のうち前回より六カ村多く、前回の四倍をえた村さえある。ところが、彼が委員長である日農が権力をとっている村々――村議村長を占めている村々で、自由党に全票を献じたという現象がみられる。