후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
そこで腹ごなしのために私は郷里で寺を継いでいる舎弟に時候見舞の手紙を書いて、ひょっとしたらべんねんは恋の遺恨で親鸞をねらったのかもしれないぞと書き加えた。篤信の弟はそれについては何の返事もよこさなかった。それはさておき桜井夫妻にはすでに八歳になる長男と六歳になる長女がおり、青年たちの話によると夫人は三人目のお産を今明日に控えているという。こんど生まれるのが女の児だったらことである。
やがて荷物をひろって追いついてきた青年たちにそれをいうと、彼らはこのたびの講習会の第一日に桜井君から「加波山事件の話」を聞いたけれども、桜井家にそんな伝説があることは、彼ら青年はもちろん、すでに「村」としても忘れられているらしかった。界隈数カ村の青年たちを会員とするこの自由大学は第一回をこの春友部で開き、伊豆公夫、平貞蔵、小林高四郎、中村浩、山田武の諸氏が講師だった。桜井君は一年余の未決刑務所の生活から終戦後解放されるや村居して病を養い、この春から五、六反歩を自作しながら、青年たちのために自由大学を世話して、このたびは第二回目であった。坂本徳松、土方定一、三宅鹿之助の諸氏ともこのたび逢うことができるのである。