후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
討幕薩長同盟いらいの向英一辺倒が鋭角的に突如向米一辺倒に転換するのは、私の考えでは、明治三年五月下旬のことである。
アメリカの内乱が終って五年めに、日本の内乱が終った。その明治二年正月とともに、日本の鉄道利権をめぐって、猛烈な米英抗争の幕がきっておとされる。
アメリカ領事館書記官A・ボルトメンが倒壊寸前の徳川幕府当局から江戸横浜間の鉄道利権を取った日付は慶応三年丁卯十二月二十三日、一八六七年十月十七日となっている(この詳細については井上清『明治維新』三四六―三四八頁参照)。その再確認を、ボルトメンから新政府に請求したのが明治二年一月十二日いらいのことで、一月二十九日には書面として提出された。追いかけるように二月九日付で、神戸アメリカ領事ロビネットの名で神戸大阪間鉄道布設願書を大阪府知事五代才助あてに提出したのは、新政府が向英一辺倒で、そのイギリスがアメリカの日本利権をじゃまするに違いないことを、見こしたうえでの一書だったとおもわれる。在東京アメリカ公使(当時代理公使)はデ・ロング。イギリス公使はハリー・パークス。
米英国交関係は、南北戦争いらいひきつづいて悪化している。