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にっき
日記
宮本 百合子
21 一九三七年(昭和十二年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 23,646 字 · 48 页
八月十九日
八月二十日
八月二十一日
八月二十二日
八月二十三日
イラストレーションのようなものを見つけて送ることも思いついた。そして気がやすまった。久しぶりで楽な気分になり、川の流水の音が淙々ときこえる人のいない宿やででも眠りたい心持がつよくした。
〔欄外に〕
○宮の腸結核のこと殆ど疑いなし。
○腸をやられては二年持つまい、そう考えると非常に苦しい。背中がまがって来る。
○癒そうという非常に執拗な努力しか我々を元気づけない。その仕事への腰をすえた協力しか私をも元気づけない。
八月十九日(木曜)
『若草』へ短篇「鏡の中の月」21枚
八月二十日(金曜)
○去年も七月中はちゃんと仕事が出来たが八月は駄目。
来年事情がゆるせば八月は初めからどっかへ行って暮すことにきめた方がよろしい。その方が却って能率的である。
八月二十一日(土曜)
バラさんのお母さんに留守番をたのんで国府津へ来る。
十日ばかりの予定。
八月二十二日(日曜)
〔発信〕第二十五信
本年の最高、東京九十七度、こちら九十二度。
八月二十三日(月曜)
『報知』の時評五回
1 時局と作家
2 東も西も
3 三人の婦人作家
4 軛はひとつ
5 ヒューマニスムとは何であろうか
〔欄外に〕大雷雨