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にっき

日記

宮本 百合子

21 一九三七年(昭和十二年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 23,646 字 · 48 页

青空文庫

六月六日

六月十日

六月十一日

〔欄外に〕

早慶三ルイが生きるか死ぬかでもめる。タッチしたのち球が落ちたか、そうでないかと。

早稲田セーフになる。ケイオーどんどんのり出しあわやというとき呉のホームラン。

「呉っての、打てないんだけれど打つとかっとばすんですよ」

放送

「只今呉君うれしい緊張のために真蒼な顔をしてベンチの方へもどって居ります」

「ホームを廻って握手ぜめにあって居ります」。

六月六日(日曜)曇天

『学芸新聞』四枚

○本間さん来。井戸の水を盗むようにしてチャコが汲んで暮している由。市場へ一緒に行って飴玉とうるめの干ものをおみやげ。

○目白荘というアパートを見る。G子そこの4.5 14.50 をかりることにすると云っている。寿のために見たのだが、万更住めなそうでもない。静かで、そして駅に近いのはましである。

○文芸会館の割当て私には 100―150 である由、民樹氏より来信。ホホウ、百円とはどういうところからの推定であろうか!

六月十日(木曜)

栄さんに来て貰って「映画における恋愛」(七、八枚)

「イタリー芸術にある一つの問題。」「脱出」への疑問を書く。(九枚)

六月十一日(金曜)

スメドレイとバックについて(二〇)