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にっき
日記
宮本 百合子
21 一九三七年(昭和十二年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 23,646 字 · 48 页
七月二十四日
七月二十五日
七月二十六日
自分はこれまで宮のしっかりさを固定的に考えていたところがあった。これからは二度会いにゆき筆まめにしよう。
自分が熱心に仕事している。そのことが愛である。そう思うことは間違いではないが、仕事をしているのが私で、病気してろくに本もよまずにいるのが彼であるというのも事実であるのだから。
愛への過信めいたもの、いろいろな形で忍びよる危険。稲公の経験したことが分る。宮が何でも云う、それは実にありがたい。彼の誠意である。
〔欄外に〕
宮の誠意というもの。自分は決して不誠意ではない。だが、宮の誠意にはグーの音も出ない。そうして伸びる人間、それでグレる人間。
七月二十四日(土曜)
林町へ行ってしらべる。
七月二十五日(日曜)
〔発信〕第20
七月二十六日(月曜)
〔発信〕第二十一信
○ゆっくり話せた。体のこと。熱 37°1 位の由。盲腸のところ。鈍痛。かたい便のとき、白いものがくっついて出る、そこに結核の疑いあり。しかし呼吸器の方も初期であるからかたまる可能がある。それにつれてそっちもましになるだろう。すっかりよくなったら=体力が出たら切開して盲腸をとっておく方がよろしい由。