轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ちきゅうはっきょうじけん
地球発狂事件
海野 十三
「協力新聞」1945(昭和20)年9月1日~1946(昭和21)年(終号未詳)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 86,306 字 · 173 页
応答あり
「目標までの距離、四千七百……」
航海士の声がした。
「ほほう、四千七百メートルか。これは意外だ。こんどは攻撃をくらわないぜ」
水戸が目を輝かせた。
「……四千六百……四千五百……」
艦は進力を早めて前進した。
艦内には活気があふれ、緊張の度が増した。アンダーソン教授は、怪人集団への信号を変更した。
――あなたがたの傍まで近づいた上で、互いに十分話しあいたい。
この複雑な内容の生理電波が、彼等に理解されるかどうか、少し疑問があった。だが、それ以後においても、相手からの攻撃が起らないままに時刻が過ぎて行ったので、この信号は多分相手に理解されたことと思われた。
応答あり
城塞への距離が遂に千五百メートルにまで短縮したとき、俄かに艦内の受信器が働きだした。
――来たぞ。
――見える、見える。
――早くあれを破壊せよ。安全のために……。
――あいつらは、われわれに何かを尋ねたいといっているのだ。しばらく待った方がいい。
――何遍でもやって来るわ。
――叩き潰せ。
――いや、そっくり捉えた方がいい。
――慾張るとよくない。この前採収しただけで、十分だ。
――違った性別の生物が乗っている。