轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ふしぎくにたんけん
ふしぎ国探検
海野 十三
「ラジオ仲よしクラブ」1947(昭和22)年9月号~1948(昭和23)年7月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 59,118 字 · 120 页
すばらしい事業
はじめの外側の一番ゆっくり動いている白い道路へのり移るのです。のり移るときは、両足をそろえて兎のようにぴょんととびのるのです。またいではいけません」
博士は、ちょっとこわがる二人を両脇に抱え、
「一ィ二ノ三ッ!」
で、白い道路にとびのった。
とびのって見れば、なんでもない。目まわりはしない。
「これは時速、わずかに五キロです。さあその次の青い道路へのり移りましょう。こうしてだんだんと速い道路へのり移っていくのです」
なるほど、やってみれば、なんでもないことだった。この国では自動車や電車はほとんど使わず、みんな「動く道路」で交通をしているのだそうな。
すばらしい事業
とうとう赤い道路へのり移った。
その頃、あかるい町が両側にある地区へはいった。人がぞろぞろ歩いている。どうも日本人らしいが、早いのでよく分らない。
そのとき東助は急に気にかかることができた。
「先生、ぼくたちは、これからどこへいくんですか。こんな動く道路にのっていると、しまいには海の中へ放りだされるのじゃないでしょうか」
「大じょうぶです。この動く道路は、海底国の広場へつづいているのです。まもなく、広場につきます。