轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

みたびとうほうのへいわをろんず

三たび東方の平和を論ず

大隈 重信

「新日本 第四卷第五號 創刊三周年記念號 臨時増刊」冨山房、1914(大正3)年4月3日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,089 字 · 24 页

青空文庫

今日は革命の政府が成立ちおるが、成立つといっても単に形式のみである。その実力は無い。形式は吾人の問うところでない。それが王政たると、帝政たるとはた共和政たるとを問わず、ただ支那の実力にして能く今日の世界の競争場裡に立つに堪え得るものであるならば宜しい。然るに遺憾ながら今日の支那の政府はその任に堪うるにはあまりに薄弱である。少なくも財政に於ては明らかに満州政府よりも薄弱で、借款に頼らざればその国家は一日も立つ能わざる運命におる。支那の行政にはおよそ六億万円の歳入を要するに、実収入は僅かにその三分の一の二億万前後である。それ故何としてもこの上大勇断を以て四億万の増収を謀らねばならぬが、しかしその国状に於て、四億万は何としても取れぬ。ここに於て已むを得ず借款という訳である。

特に況んや古来支那民族は税を取るに困難なる民族である。ただ彼等の天性貪欲なるがためとのみ言わぬ。哲学者はあえて徴税を非難し、税を取れば直ちにこれを称して暴政虐政という。それには本づく処がある。支那に於ける税の費途如何というに、王者はこれを以て土木を興し、宮殿を営み、奢侈を尽せば、その身辺を囲繞する官僚はまたこれを以て土地を買い、貨殖を謀り、子孫のために身後の計をする。