轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

みたびとうほうのへいわをろんず

三たび東方の平和を論ず

大隈 重信

「新日本 第四卷第五號 創刊三周年記念號 臨時増刊」冨山房、1914(大正3)年4月3日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 12,089 字 · 24 页

青空文庫

十一 今度の革命は出来損ねたり

そしてそれに対する猜疑心の発生を十分に防がなければならぬ。それ故、我が日本の誠意は他の列強は暫く置き、その同盟国たる英国の人民に最も能く諒解せられなければならぬ。さればとて吾人は今日その諒解せられざるを言いて、英国人を責むるのではない。ただその諒解を得る事に我から進んで終始意を用いなければならぬというのである。即ち絶えず我が同盟国の輿論を導いて吾人の誠意の存するところ、並びに吾人の使命の如何なるところに在るかを十分に知らしめなければならぬ。一たびその輿論を導いて遺憾なきを得ば、我が対支那政策に於てまた何の顧慮か有らん。吾人の常に意を用うべきは此処に在る。

十一 今度の革命は出来損ねたり

支那の現状はもはや如何ともするなく、如何なる智者も識者もこれを能く救うものはあるまい。古来支那は武を以て統一した国だ。然るに今度の革命は如何か。二百五十年の満州朝廷は何に因って破れたかというに、武を以てではない。単に巧妙なる策略を以てである。即ち満州政府も失敗すれば革命党もまた失敗し、その中間なる袁が成功して主権者となり総統となった。かくまで巧みなる成功は従来の歴史になきところ、即ちこの点より言えば、袁総統の手腕たる凄まじというべきだ。