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にっき

日記

宮本 百合子

13 一九二七年(昭和二年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 40,068 字 · 81 页

青空文庫

五月十七日

五月十九日

五月二十日

五月二十一日

五月二十二日

五月二十四日

五月二十五日

五月二十六日

五月十七日(火曜)

小太郎ヶ淵その他を歩き。

自動車の輪がはずれ

五月十九日(木曜)

秀雄と殺生石を見にゆく。

五月二十日(金曜)

見晴し台へゆく、

秀雄も我まま、Yも我まま。二人とも負けん気より衝突しとかく咬み合う。可笑し。同時に不快。

五月二十一日(土曜)

秀雄かえる。

五月二十二日(日曜)

風ひどし。我々の来たときと違って大分やかましくなって来たので、本当の勉強は出来ず。

五月二十四日(火曜)

『大調和』への感想(十枚ばかり。「夏遠き山」)

五月二十五日(水曜)

作楽会へやるものを書く(「一隅」)。書いて居ると、黒磯の鉄道の男だというの頻りに放歌し始める、やがて尺八をふく男もあり、閉口した。

○Y、女中対手にいろいろふざけ、女中の人気ものとなる。

五月二十六日(木曜)

昨夜よりYぽんぽの工合わるし。五色にはどうしてもゆけず、自分一人九時のでかえる。

汽車すいて居たが眠し、新聞二つよんだだけで眠る。

上野より林町へ。

咲枝来て居た。母上、三越へゆくところで、しきりに干鱈のうまにを食べて居られる。出かけるとき「じゃ咲枝ちゃん左様なら、かえったらどうぞお姉さんによろしく」