輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

ちめいのけんきゅう

地名の研究

柳田 国男

線上閱讀柳田 国男《地名の研究(ちめいのけんきゅう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 176,308 字 · 347 頁

青空文庫

他の一は八戸方面でいうタイで、明らかに海蝕の成生物であり、従って常に海に接している。利用の上からいえば当然前者の方が一段と困難であるのだが、この地方にまだ多くのカヌカという地名を見出し得ないのは、妙に考えられる。

中国のコウゲに至っては明白にペネプレーンである。しかも成因はいずれにもせよ、皆最近上昇した地方である以上は、水に乏しくいつまでも草地の多いのは自然の結果である。

右の一文は『民族』第一巻、第六号発行の翌日に、もう自分の手に達した一無名氏の通信である。無名氏なるために直接に感謝の意を表し得なかったが、専門の知識ある旅行家から、ほぼカヌカとコウゲの一つの名称なるべきことを是認せられたのは、はからざる好激励である。しかも自分もまた前出種市村の鹿糠を知っていたのである。大正九年の八月の末に、二人の同志とともに徒歩してこの地を過ぎ、岡の斜面に臨んだ村はずれの旅店に休憩して、静かに観察した小駅の風物は今も目に留っている。今において考えてみると、もしカヌカが前文に自分の想定したような地形であるとしたならば、必ずカヌカと名づくべき草地は、宮古以北の海岸台地にはいたって多くして、しかもその地名は聞くことなくかえって当の鹿糠はすでに半農半商の村で、附近は開き耕され、むしろ言語の意味から空に画いてみる推測とは反する