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あさくさふどき

浅草風土記

久保田 万太郎

線上閱讀久保田 万太郎《浅草風土記(あさくさふどき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 162,294 字 · 318 頁

青空文庫

而も甚だ至狭なりしを以て、同寺境内仁王門前に於て、別に茶屋地を添へて給与す、即ち本町也。里俗雷神門前広小路と云ふ。”

“東仲町――初め峡田領にして、中畑村と云ひ、後、市街となり、寛永廿年、始めて仲町と称し、寛文五年、東西二丁に分る。共に浅草寺領に属せり。明治五年、上地となる。本町と北東仲町間の大通りを里俗広小路と云ひ、南方の中横町を杵屋横町、南方の上横町を常陸屋横町、満願寺長屋、広小路南角を恵比寿長屋、南方西仲町界を古着店と云ふ。”

“田原町一丁目――此地は本と千束郷広沢新田の内にして浅草寺領の田畝に係り、居民農隙を以て紙漉を業とし、紙漉町と称せしが、後漸く人家稠密となるに及び、三箇所に分ち、元と田畑なりし故を以て、今名を附すと言伝ふ。本町の東を里俗竈横町、又、胴切長屋と云ふ。其地を半折して、他に属せしことあるに由る也。”

“田原町二丁目――一丁目の北に在り。”

“田原町三丁目――二丁目の北に在り。里俗源水横町と呼ぶ処あり。”

“北田原町三丁目――明治五年、浅草田原町三丁目を分ち道より北を本町とし、北の字を加へ、以て田原町三丁目に別つ。西辺に蛇骨長屋と呼ぶ処あり。