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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Read 現代訳論語 (げんだいやくろんご) by 下村 湖人 (しもむらこじん) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 127,327 characters · 256 screens
七(三三九)
八(三四〇)
九(三四一)
一〇(三四二)
先師がいわれた。――
「道に志す君子にも不仁なものがないとはいえない。しかし道を求めない小人はすべて不仁だ。」
八(三四〇)
先師がいわれた。――
「人を愛するからには、その人を鍛えないでいられようか。人に忠実であるからには、その人を善導しないでいられようか。」
九(三四一)
先師がいわれた。――
「※の国では、外交文書を作製するには、裨が草稿をつくり、世叔がその内容を検討し、外交官の子羽がその文章に筆を入れ、更に東里の子産がそれに最後の磨きをかけている。」
○ 原文には※国という語はないが定説に従つて補つた。
○ 列挙されている四人はみな賢大夫であり、子産が総理格であつた。
○ 東里==子産の居住地名。
○ ※は小国で、晉・楚の二大国の間にはさまれながら、よく命脈を保つていた。孔子は、それにはそれだけの理由があるということをいつたのである。
一〇(三四二)
ある人が※の大夫子産の人物についてたずねた。先師がこたえられた。――
「めぐみ深い人だ。」
楚の大夫子西の人物についてたずねた。先師がこたえられた。――
「あの人か、あの人は。」
斉の大夫管仲の人物についてたずねた。