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げんだいやくろんご

現代訳論語

下村 湖人

Read 現代訳論語 (げんだいやくろんご) by 下村 湖人 (しもむらこじん) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.

N2 · advanced · modern kanji and kana · 127,327 characters · 256 screens

Aozora Bunko

五(四七六)

六(四七七)

七(四七八)

八(四七九)

九(四八〇)

一〇(四八一)

」

五(四七六)

子夏がいった。――

「日ごとに自分のまだ知らないことを知り、月ごとに、すでに知り得たことを忘れないようにつとめる。そういう心がけであってこそ、真に学問を好むといえるだろう。」

六(四七七)

子夏がいった。

「ひろく学んで見聞をゆたかにし、理想を追求して一心不乱になり、疑問が生じたら切実に師友の教えを求め、すべてを自分の実践上の事として工夫するならば、最高の徳たる仁は自然にその中から発展するであろう。」

七(四七八)

子夏がいった。――

「もろもろの技術家はその職場においてそれぞれの仕事を完成し、君子は学問において人間の道を極める。」

八(四七九)

子夏がいった。――

「小人が過ちを犯すと、必ずそれをかざるものである。」

○ この言葉は痛い。論語の中でも最も痛い言葉の一つである。

九(四八〇)

子夏がいった。――

「君子に接すると三つの変化が見られる。遠くから望むと儼然としており、近づいて見ると柔和な顔をしており、その言葉をきくと確乎として犯しがたい。」

一〇(四八一)

子夏がいった。――

「君子は人民の信頼を得て然る後に彼等を公けのことに働かせる。信頼を得ないで彼等を働かせると、彼等は自分たちが苦しめられているように思うだろう。