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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Read 現代訳論語 (げんだいやくろんご) by 下村 湖人 (しもむらこじん) in Japanese with furigana. JLPT N2. Tap a word for the meaning.
N2 · advanced · modern kanji and kana · 127,327 characters · 256 screens
三一(三六三)
三二(三六四)
三三(三六五)
」
○ 孔子の同様の言葉が二三三章にもあつた。ただ知・仁・勇の順序がちがつている。
○ 原文の最初の「道」は「みち」、最後の「道」は「言う」の意味である。
○ 子貢の言葉を「その三つのことこそ、先生ご自身のことを仰しやつたものでございましよう。」という意味に解する人もある。しかし原文が「自道」となつているので、「自分のことをいう」と解するのは無理ではあるまいか。
三一(三六三)
子貢がある時、しきりに人物の品定めをやっていた。すると先師はいわれた。――
「賜はもうすいぶん賢い男になったらしい。私にはまだ他人の批評などやっているひまはないのだが。」
○ 賜==子貢の名。
三二(三六四)
先師がいわれた。――
「人が自分を認めてくれないのを気にかけることはない。自分にそれだけの能力がないのを気にかけるがいい。」
○ ほぼ同様の言葉が一六章、八〇章、三九七章に見えている。
三三(三六五)
先師がいわれた。――
「だまされはしないかと邪推したり、疑われはしないかと取越苦労をしたりしないで、虚心に相手に接しながら、しかも相手の本心がわかるようであれば、賢者といえようか。」
三四(三六六)