Japanische Klassiker mit Furigana
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やまをおもう
山を思う
石川 欣一
Lesen Sie 山を思う (やまをおもう) von 石川 欣一 (いしかわきんいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.814 Zeichen · 157 Bildschirme
「スキー場の父子」の文化学院のお嬢さんはどうしただろう。名前も何も忘れてしまったが、あの時十六としてももう四十六だから、孫があるかも知れない。ウチの陽子はその後女学校へ行く頃この文章を読み、社会に公表した以上スキーにつれて行けといった。それで一、二度つれて行ったが、時勢が悪くなって間もなくスキーも出来なくなった。その陽子に今では子供が二人いて、上の男の子は今年から小学校である。
山に関する態度はしばしば不謹慎だが、山は本当に好きだったし、山の人々にも心からなる興味は持つていた。
「素材三つ」など読んで下されば、これは御理解になると思う。そして今でもこの気持は変っていない。
それにしても、こんな昔に書いたものが何故一冊の本になるのか、そして売れるのか、私には分らないが、読んで下さる方があるのは、有難いことである。
昭和丗年 五月