Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あめのたまがわしんじゅう

雨の玉川心中

山崎 富栄

Lesen Sie 雨の玉川心中 (あめのたまがわしんじゅう) von 山崎 富栄 (やまざきとみえ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 63.997 Zeichen · 129 Bildschirme

Aozora Bunko

三月二十七日

三月二十八日

「心の臓を労ってくれよ」とあの人は仰言る。

第三者に対する実行。動作。礼儀。思いやり。親しみ。等々、周囲の方々に対しての尽くし方が大切だということ。

「太宰の――」という矜持を失わぬこと。

ささいなことだから、大きな犠牲を払うのです。

たとえ、それが全然見もしらぬ人であっても無私無欲な態度をとりたいと希う。

決心――

どうでもいいような場合でも、すべての人の為に、自分の利益などは何時でも惜し気なく棄てることのできるように。

いらない色気

三月二十七日

私達夫婦が、はじめてお逢いした

その一周年記念の日。

(靴、紛失)

三月二十八日

上天気、海が和いでいて心地よい。

人間失格、第二の手記まで脱稿。よい作品です。

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前文ごめん下さいませ。

太宰さんの御留守中(展望の御仕事のため、カンヅメにされていらっしゃいました)に御便りを受けましたので、御返事がたいそうおくれました。とり敢えず太宰さんの御容態を“落丁集”によせておしらせ致します。

かしこ

太田様太宰代理

三月二十八日

三月三十一日投函

(落丁集)

○またまた喀血して重態だとか、いやぴんぴんしてカストリを飲んでいるとか。