Japanische Klassiker mit Furigana
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こざくらひめものがたり
小桜姫物語
浅野 和三郎
Lesen Sie 小桜姫物語 (こざくらひめものがたり) von 浅野 和三郎 (あさのわさぶろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 136.097 Zeichen · 267 Bildschirme
十五、生みの親魂の親
話が少し堅うございまして、何やら青表紙臭くなるかも存じませぬが、それは何卒大目に見逃がして戴きます。又私の申上げることにどんな誤謬があるかも計りかねますので、そこはくれぐれもただ一つの参考にとどめて戴きたいのでございます。私はただ神様やら守護霊様からきかされたところをお取次ぎするのですから、これが誤謬のないものだとは決して言い張るつもりはございませぬ……。
十五、生みの親魂の親
成るべく話の筋道が通るよう、これからすべてを一と纏めにして、私が長い年月の間にやっとまとめ上げた、守護霊に関するお話を順序よく申上げて見たいと存じます。それにつきては、少し奥の方まで溯って、神様と人間との関係から申上げねばなりませぬ。
昔の諺に『人は祖に基き、祖は神に基く』とやら申して居りますが、私はこちらの世界へ来て見て、その諺の正しいことに気づいたのでございます。神と申しますのは、人間がまだ地上に生れなかった時代からの元の生神、つまりあなた方の仰っしゃる『自我の本体』又は高級の『自然霊』なのでございます。畏れ多くはございますが、我国の御守護神であらせられる邇々藝命様を始め奉り、邇々藝命様に随って降臨された天児屋根命、天太玉命などと申す方々も、何れも皆そうした生神様で、今も尚お昔と同じく地の神界にお働き遊ばしてお出でになられます