Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しょうわゆうげきたい
昭和遊撃隊
平田 晋策
Lesen Sie 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) von 平田 晋策 (ひらたしんさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.452 Zeichen · 208 Bildschirme
金色の富士山
見ても見ても、見あきないのは、太平洋の波である。それをおおうかぎりない大空である。
――わが愛する少年と少女よ。この大海原の魂をすいとって、心を清く、ゆたかにせよ。――
苔むす絶壁にうちよせる波は、二人の未来を祝福するかのようである。
金色の富士山
戦争の後仕末がどうなっているのか、清少年にも※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんにもよくわからない。ただ、勇敢なオーガン大佐に別れるのが悲しく、父なきアーサー少年が、心から武田博士をしたって、日本に残ることになったのは、うれしかった。
「ね、君と僕とは今日から兄弟だよ。仲よくしようね。」
富士洞窟の外の岩かげで、清君に肩をだかれたアーサー少年は、碧の瞳をかがやかして、
「僕を弟にして下さるんですか。うれしいなあ。」
と、声をはずませた。
「あたし、姉さんよ。」
※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、すまして、やさしく少年の頬をつねった。
○
十一月三日、明治節の朝だ。武勲かがやく昭和遊撃隊は、碧海島を後にして、いよいよ東京湾へ凱旋するのである。
夜の闇のきえぬうちに、『最上』と『千代田』