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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lesen Sie 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) von 平田 晋策 (ひらたしんさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.452 Zeichen · 208 Bildschirme

Aozora Bunko

捕虜の高言

空中速力は二千キロ以上出るのだが、今はわざと速力を落して八百キロだ。

「おお、あれが武田博士の秘密軍艦か? ふーむ、すごいぞ。」

立川中将は、下総の山かげへ消えて行く『富士』の姿を見おくって、いかにも痛快そうに、

「えいッ、えいッ。」

と、長船の銘刀をうちふった。

捕虜のスミス中佐は、おどろいて、ふるえている。

立川中将は、その目の前へ、氷のような秋水をつきつけ、

「中佐、この刀を見られよ。これには日本武士のとうとい魂がこもっているのだ。この匂、この光、世界のどこに、こんな美しい、神々しい武器があろうか。それから、今、あの山かげへ消えた潜水艦『富士』、あれこそは、日本科学の力の結晶だ。『荒鷲』爆撃機も『ライオン』戦車も、一たび『富士』の前へ出たら、あわれな蟷螂(かまきり)の斧じゃないか。この日本刀の魂の力と、あの『富士』の科学の力を、一つにしたのが、日本の軍隊ですぞ。この神聖な軍隊の守る神州を、君らの泥足で汚されてたまるものか。スミス中佐、君らは太陽に刃向う世界の敵ですよ。」

中将は、威厳と情にかがやく眼で、スミス中佐の顔をじっと見た。中佐は、『ライオン』