Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あめのたまがわしんじゅう

雨の玉川心中

山崎 富栄

Lesen Sie 雨の玉川心中 (あめのたまがわしんじゅう) von 山崎 富栄 (やまざきとみえ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 63.997 Zeichen · 129 Bildschirme

Aozora Bunko

昭和二十三年一月一日

女一人の生活のあるものは、それを目がけての不断の闘いなのである。

昨日の生活は今日の生活のなかに生きており、明日の生活もまた今日の生活のなかに孕まれている。生活の基点はつねに今日にある。

振り返ってみていつの日の生活をとってみても、それは今日の生活のためであったという自覚があり、無駄ではなかったと言い得るのでなければならないであろう。

「女一人」は女一人であることをいとおしみ、愛さねばならぬ。十二月三十日

昭和二十三年一月一日

“我に居れ、さらば我なんじらに居らん。枝もし樹に居らずば、自ら果を結ぶこと能はぬごとく、汝らも我に居らずば亦然り”

やっぱり私の言葉をいれて下さって、お嬢様と御一緒に井伏様へいかれた御様子。

「先生のようにお顔が長くはないのよ。お目が似ていらっしゃって、マントのようなものを肩にかけてらして、可愛いいお嬢様」とオバさんの言葉。

「明日のひるごろからおみえになるかも分からないって言っていらっしゃいました」とか。

泣きたいような

ほほえみたいような

やるせなく、複雑な思い。

“我は葡萄の樹、なんじらは枝なり”――ヨハネ 一五

修治さん、年が明けました。