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Japanische Klassiker mit Furigana

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わらわのはんせいがい

妾の半生涯

福田 英子

Lesen Sie 妾の半生涯 (わらわのはんせいがい) von 福田 英子 (ふくだひでこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 64.051 Zeichen · 122 Bildschirme

Aozora Bunko

就中儂の、最も感情を惹起せしは、新聞、集会、言論の条例を設け、天賦の三大自由権を剥奪し、剰え儂らの生来かつて聞かざる諸税を課せし事なり。しかしてまた布告書等に奉勅云々の語を付し、畏れ多くも 天皇陛下に罪状を附せんとするは、そもまた何事ぞや。儂はこれを思うごとに苦悶懊悩の余り、暫し数行の血涙滾々たるを覚え、寒からざるに、肌に粟粒を覚ゆる事数なり。須臾にして、惟らくああかくの如くなる時は、無智無識の人民諸税収歛の酷なるを怨み、如何の感を惹起せん、恐るべくも、積怨の余情溢れて終に惨酷比類なき仏国革命の際の如く、あるいは露国虚無党の謀図する如き、惨憺悲愴の挙なきにしも非ずと。因って儂ら同感の志士は、これを未萌に削除せざるを得ずと、即ち曩日に政府に向かって忠告したる所以なり。かく儂ら同感の志士より、現政府に向かって忠告するは、固より現当路者の旧蹟あるを思えばなり。しかるに今や採用するなく、かえって儂らの真意に悖り、剰え日清談判の如く、国辱を受くる等の事ある上は、もはや当路者を顧みるの遑なし、我が国の危急を如何せんと、益※(二の字点、1-2-22)政府の改良に熱心したる所以なり。