Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しょうわゆうげきたい

昭和遊撃隊

平田 晋策

Lesen Sie 昭和遊撃隊 (しょうわゆうげきたい) von 平田 晋策 (ひらたしんさく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.452 Zeichen · 208 Bildschirme

Aozora Bunko

『荒鷲』きたる! フーラー来る!

遊撃隊は高角砲を夕ぐれの空にむけて、いざ最後の決戦をしようと、まちかまえた。

ふたたび聞える戦闘喇叭の声、勇ましいひびきが宵やみの中へ消えてゆく。

「ああ、またあの空の悪魔と戦うのだわ。」

※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、心配そうに眉をひそめた。

日はとっぷりと暮れた。

「われ今より遊撃隊を攻撃せんとす。」

『荒鷲』から、また無電がかかって来た。そして、二、三分のちには、北の方の黒雲の間を、流星のように、はやく走る、赤い光が見えた。『荒鷲』の灯だ。

『最上』の艦橋には、木下大佐、小川中佐、三宅参謀らが、あつまって、じっと空をにらんでいる。※(「火+華」、第3水準1-87-62)代さんは、後の方に小さくなっていた。

「おや、発火信号をしていますよ。」

三宅参謀が、夜間眼鏡を目にあてた。

「どんな信号だ?」

「『ケンタッキー』を呼んでいます。……ショウワユウゲキタイヲ、オソレルナ……コウフクヲトリケシ……ゼンソクリョクデ、ニゲヨ……」

「畜生ッ。ひどいやつだ。」

小川中佐が、じだんだふんで、くやしがった。※(「火+華」