Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

Lisez 蔦葛木曽棧 (つたかずらきそのかけはし) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 335 908 caractères · 669 écrans

Aozora Bunko

灯火が無数にともし出され、酒肴が目茶目茶に運び出された。

飲む者食う者歌う者、……笑い声と歓語と話し声とが、小屋を充たしたのは云うまでもない。

数人の男が武器を持って、彼らの踊りをおどり出した。

時が進むに従って、酒宴はいよいよ盛んになった。

しかるにここに不思議なことが、二つばかり行われた。

美麻奈姫が次第に驚きと恐れを、その顔から引っ込ませ、喜びと楽しみと好奇心とを代わりに現わしたことであり、梟帥がいつもの不作法と、そうして傍若無人とを、姫に対して行わなかった。――と云うそういうことである。

麗人国の姫と産まれた、美麻奈のような乙女には、獣人国のこういったような、がさつの中に真実があり、下等の中に善意のある、こういったような生活が、興味があるものと思われる。

獣人国の住民として産まれた、梟帥のような男にとっては、美麻奈姫は優れた芸術品のようなもので、荒々しく扱うには適していず、つい行動を穏和にし、つつましくしなければならなかった。

これがこのまま進んで行ったならば、この二人は苦しむことなく、否々むしろ幸福をもって夫婦になってしまうことであろう。