후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
「イエ、ナニ、お眼にとまって恐れ入りますが、これが、まあ、私の道楽なので、商売に出ない日は、こうして木片を刻んでは、おもちゃにしております。お恥ずかしい次第で」
と聞いた泰軒、何を思ったかやにわに手を伸ばし、その小さな馬の像を拾いあげるや、きちんとすわりなおして、しばし黙々とながめていたが、ややあって、
「ウーム! 御貴殿のお作でござるか。さぞかし、ひそかに会心のお作……」
うなりだしてしまった。
その、キラリとあげた泰軒の眼を受けて、こんどは作爺さんが、おそろしく驚いたようす。
「や! それを傑作とごらんになるところを見ると――」
じっと泰軒をみつめて、作爺さん、小首をひねり、
「ウーム……」
いっしょにうなっている。
まったく、現代で申せば、民芸とでもいうのでしょうか。稚拙がおもしろみの木彫りとしか、素人の眼にうつらない。
と! いきなり泰軒が、大声をはりあげて、
「おおっ! 馬を彫らせては、海内随一の名ある作阿弥殿――」
叫ぶように言って、作爺さんの顔を、穴のあくほど……。
四
作爺さんの驚きは、言語に絶した。
しばらくは、口もきけなかったが、やがてのことに、深いためいきとともに、