일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면

아오조라 문고

六

人によって、その思う度合いはちがい、また、考えのあらわれ方も異なりますが、だいたい人間は、ことに東洋人は、誰しも、この現実の俗な責任と、それにたいして反動的な、無責任な逃避を欲する心と、内心、この二つのたたかいにはさまれて生きているといっていい。

ですから。

ここに。

はじめっからその社会生活を拒絶している人があったとしたら、その人はある意味で、ずば抜けたえらい人だと言わなければなりません。誰だって、そうでしょう。

会社や役所へ出て、上役にペコペコし、上役はそのまた上役にペコペコし、お世辞でないようなお世辞を言い、同僚には二重三重の気がね……お金持はお金のないような顔をするし、金のないやつは金のあるような顔をするこんなイヤな世の中に、がんじがらめにされて生きてゆくよりは、サラリと利欲をすてて、いい景色でも見ながらフラフラ野山を歩いたほうが、よっぽどいいにきまってる。

わが泰軒居士はそれなんです。

ただ。

捨てるべき利念も、気がねも、はじめから持ちあわせない蒲生泰軒。

「俺ば、したいことをするだけだ」

というのが、先生の信条であります。

だが――。