후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
二
なあ、おとなしく斬らせてくれよ」
「こやつは狂人じゃ」
門之丞がふっとつぶやいた刹那、たっ! と柄鳴りして、左膳、口に鞘をくわえると見えたとたん……一線の白い虹が、スーッと門之丞の胴を横切って走りました。
二
足を開き、身を八の字なりに低めた左膳。
右から左へ薙いだ左腕の剣を、そのまま空に預けて、その八の字を平たく押しつぶしたような恰好のまま――。
夢にはいったよう、じっとしている。
一道に悟入した姿の、なんという美しさ!
伸びきった左手の長剣、濡れ燕、斬っ尖から肩まで一直線をえがいて微動だもせず、畳のうえ三尺ばかりのところに、とどまっています。
この時の左膳の顔は、一芸の至妙境に達した者の、こうごうしさに輝いてみえました。
落ちくぼんだ、蒼く澄んだほお……歯に刀の提げ緒をくわえて、胸のあたりに、長い鞘が、ななめにぶら下がっている。
かすかにあけた口から、ホッ、ホッと、刻むがごとく呼吸を整えて――そして、左膳、たった一つの眼もつぶって、まるで眠っているようです。
と、こういうと、非常に長く経過したようですが、ほんの五秒、六秒もありましたでしょうか。
門之丞は――?