후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
金ピカ日光(発端篇)
隠密の総帥で、みずから称して地獄耳、いながらにしてなんでも知っている。八代吉宗、最高秘密の政機は、すべて入浴の際、このせむしの愚楽にはかって決めたものだそうだ。
「来年の日光造営の奉行は、誰に?」
との御下問に、愚楽、答えて、
「伊賀の柳生対馬守へ――小藩だが、だいぶ埋蔵しておりますようで」
柳生対馬守は、源三郎の兄だ。この愚楽の進言の結果、莫大な費用を要する日光修復は、撃剣と貧乏で日本中に有名な、柳生へ落ちることになった。
その、いよいよ柳生を当てるにも、です。
昔はまわりくどいことをやったもので……金魚籤。
お城の大広間に、将軍家出御、諸大名ズラリといならび、その前に一つずつ、水をたたえた硝子の鉢をおいて、愚楽さんが一匹ずつ金魚を入れて歩くんです。その金魚の死んだ者に、東照宮様の神意があるというんだが、ナアニ、これと思うやつのまえに、前もって湯の鉢をすえとくんだから、金魚こそいい迷惑だ。
こうして、人のいやがる日光修繕をしょわされちまった柳生藩、剣なら柳生一刀流でお手のものだが、これには殿様はじめ重役連中、額をあつめて、
「よわった! こまった! どうしよう――」