일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면

아오조라 문고

四

「どうしてそれを!……かく言う拙者を作阿弥と看破さるるとは、貴殿は、容易ならざる眼力の持主――」

「なんの、なんの! ただ、ごらんのとおり雨にうたれ、風に追われて、雲の下を住居といたす者、チラリホラリと、何やかや、この耳に聞きこんでおりますだけのこと。当時日本に二人とない彫刻の名工に、作阿弥という御仁があったが、いつからともなく遁世なされて、そのもっとも得意とする馬の木彫りも、もはや見られずなったとは、ま、誰でも知っておるところで……」

作爺さんは、仮装を見破られた人のように、ゲッソリしょげこんでしまったが。

事実、このとんがり長屋の住人、羅宇なおしの作爺とは、世を忌み嫌ってのいつわりの姿で、以前は加州金沢の藩士だったのが、彫刻にいそしんで両刀を捨て、江戸に出て工人の群れに入り、ことに、馬の木彫に古今無双の名を得て、馬の作阿弥か、作阿弥の馬かとうたわれた名匠。

「ふうむ。この小さな馬が、いまにも土煙を立て、鬣を振って、走り出しそうに見えるテ」

ほれぼれと、長いことその馬の彫り物を、手に眺めていた泰軒は、

「して、その作阿弥殿がいかなる仔細にて、この陋巷に、この困窮の御境涯――」